今回の記事では、プロの選手が試合で、浅いボールに対して回り込んでフォアハンドストロークを使っている場面の動画を紹介します。（このショットの詳しいやり方についての解説記事は後から追加予定です。）

相手からの浅いボールを回り込んで打とうとする場合、深いボールの場合とは違った動き方になります。最初に体を横向きにしてからバックステップを使うのではなく、クロスオーバーステップ、サイドステップを使い移動しながら、徐々に方向転換して体を横向きにしていきます。

最後にスキップステップを使います。よく「回り込みフォアハンドは円を描くように移動する意識を持つように」と言われますが、そのような意識を持つと無駄に長い距離を動くことになり、ボールまで移動する時間が長くなってしまいますので、そのような意識は必要ありません。

動きをじっくりと確認したい場合には、動画のスローモーション部分を更に0.25倍速に設定して見る事をおススメします。（0.25倍速に設定する方法は「Youtubeの便利な機能」の記事をご参照ください。）

埋め込み設定により動画の開始時間と終了時間を設定し、動画の一部のみを見れるようにしているため、「もう一回見る」のボタンを押すと、設定した開始位置からではなく、最初から動画が始まってしまいます。

設定した箇所を繰り返し見る時は、「再生バーで開始時間をクリックする」、「パソコンの「←」ボタンを使って5秒巻き戻す」、「このページ自体を再読み込みする」といった方法をご利用ください。

 

回り込みフォアハンド　（浅いボールの場合）　動画集

「ノバク・ジョコビッチ選手の回り込みフォアハンド」（8:55:51～）
全豪オープン公式チャンネル　2016年　男子シングルス　決勝　ノバク・ジョコビッチ対アンディ・マレー戦より

 

「アンディ・マレー選手の回り込みフォアハンド」（3:54:36～）
全豪オープン公式チャンネル　2015年　アンディ・マレー対ユキ・バンブリ戦より

 

 

「左利きラファエル・ナダル選手の回り込みフォアハンド」（53:11～）
ウィンブルドン公式チャンネル　2018年　男子シングルス準々決勝　ラファエル・ナダル対フアン・マルティン・デル・ポトロ戦より